理念
フィジカルで圧倒せよ。
~フィジカルを向上させ、競技で優位に立つ~
PHYSICAL MONSTER ACADEMYは、4つの理念のもと、地域の子どもたちがより良い競技人生を歩めるよう、全力でサポートします。
① フィジカルの向上が競技をもっと楽しくする
PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、「運動を楽しむこと」に加え、「競技生活を楽しめること」を大切にしています。
子どもたちは成長とともに、部活動やクラブチームで本格的に競技生活を始めます。
ただ、その環境に合った競技能力がなければ、楽しむことすら難しくなる場合があります。
たとえば、野球が大好きでも、甲子園常連校に入って何もできなければ、その場は苦痛になるでしょう。
子どもたちは、自分で所属環境を自由に選べません。だからこそ、私たちはその限られた環境の中で、子どもたちが競技生活を楽しめるようにサポートします。
また、競技力を高めるためには「技術だけ」に偏るべきではありません。
フィジカルが不足していれば、どれだけ技術を練習しても成果は出ません。
技術とフィジカル、その“両輪”を鍛えてこそ、真の競技力は育ちます。
② 失敗を恐れず、挑戦できる環境を
できることだけを繰り返しても、成長はありません。
1990年代、興味深い研究が行われました。
一流と二流のフィギュアスケーターの練習中の転倒回数を比較したところ、一流選手のほうが多く転んでいたのです。
これはつまり、一流の選手は「できないこと」に積極的に挑戦し、失敗を糧に成長しているという証拠です。
スポーツの現場では、失敗に対する大人の声かけが非常に重要です。
10歳ごろから、子どもたちは劣等感を自覚するようになり、失敗を避けようとしがちです。
私たちは、「失敗してもいい」安心できる関係性と環境を提供します。
そして、子どもたちが挑戦し続ける中で、自己肯定感を高めていけるようサポートしていきます。
③ 今ではなく、未来を見据えるサポート
子どもたちのピークは「今」ではありません。
成長の速さや生まれ月の影響(相対年齢効果)などにより、同じ年齢でも発達度合いは大きく異なります。
現在のパフォーマンスが高いかどうかに、一喜一憂する必要はありません。
**「全盛期は未来にある」**という前提で、子どもたちを支えます。
また、子どもたちは今を全力で生きており、将来のことまで考えるのは難しいものです。
だからこそ、大人である私たちが「未来を見据えた選択肢」を与える責任があります。
痛みが出たら、まずは休む。
それはスポーツ現場では簡単に見過ごされがちですが、とても大切なことです。
痛みは体の警告信号。
それを「薬で隠して」無理に動き続ければ、やがて動けなくなってしまいます。
私たちは、痛みの根本原因にアプローチし、再発を防ぐトレーニングも行います。
④ 情報格差をなくす
都市部やトップアスリートの元には、自然と最先端の情報が集まります。
それ自体は変えられない現実かもしれません。
しかし、私たちはその“架け橋”になれると信じています。
指導者である私たち自身が、常に学び続け、最新のスポーツ医科学に基づく根拠あるトレーニングを提供し、地方にいても、情報や環境の格差に負けない競技力を身につけられるよう支援していきます。