西尾市の子供スポーツ体操トレーニングジム教室「PHYSICAL MONSTER」

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2025/09/19

👩‍👩‍👧‍👦 子どもにとっての親は「Boss」?それとも「Leader」?

1. リーダーシップとは?

リーダーシップは「役職」や「権限」ではありません。
Barrow(1977)はこう定義しています。

👉「目標を達成するために組織されたグループに対して影響を与える個人の行動過程」

つまり、リーダーは特別な人だけがなるのではなく、誰もが状況に応じてリーダーになれるということです。

元Meta COOのシェリル・サンドバーグも、
💬「リーダーシップとは、リーダーが不在となってもその影響が続くこと」と語っています。


2. BossとLeaderの違い ⚖️

同じ「指導」でも、関わり方には大きな差があります。

  • Boss 👉 命令する・支配する・恐怖で動かす

  • Leader 👉 問いかける・一緒に考える・可能性を引き出す

Bossは「自分のために」人を動かし、
Leaderは「相手の成長のために」力を注ぎます✨


3. 子育てに置きかえると… 👨‍👩‍👧

子育ての場面で、つい
「早くしなさい!💢」
「なんでできないの?😤」
と言ってしまうこと、ありませんか?

実はこれ、社会人として出会った「嫌な上司(Boss)」とそっくりなんです。

皆さんも、Boss的な上司に理不尽さや不快感を覚えた経験があるはず。
その経験を子育てに活かすなら――

👉 「子どもに対してBossにならない」
という意識がとても大切です。


4. Leader的な関わりのポイント 🌟

親は子どもにとって一番身近な「指導者」。
だからこそ、Leader的な関わりが、挑戦心や自信を育てます。

  • 命令より問いかけを
     「早くやりなさい!」より「どうすれば早くできそう?」

  • 🤝 失敗を責めない
     「なんで失敗したの!」より「次はどうしたらうまくいくかな?」

  • 👀 プロセスを認める
     結果だけでなく「ここまで頑張ったね!」を伝える

  • 🚀 可能性を信じる
     「どうせ無理」ではなく「少しずつ挑戦してみよう」


5. 科学が示すリーダーシップの力

Bass(1985)は「変革型リーダーシップ」を提唱しました。
これは、命令や報酬ではなく 感情やモチベーションに訴えかけ、可能性を最大限に引き出すスタイルです。

その特徴は次の4つ。

  1. 理想的な影響力(ロールモデルになる)

  2. モチベーションを鼓舞する

  3. 思考を刺激し、新しい発想を生む

  4. 個々への配慮を欠かさない

これはまさに、子育てにおける「理想の親」の姿と重なります🌱


🎯 まとめ

  • Bossは命令して従わせる 💢

  • Leaderは寄り添い、成長を支える 🌱

  • 親がLeaderであることで、子どもは安心して挑戦できる ✨

👉 子どもにとって理想の親は「Boss」ではなく「Leader」。
日常の声かけをちょっと変えるだけで、未来への大きな力につながります💪😊

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2025/09/19

子どもの成長を支える「信頼関係のコミュニケーション」

スポーツや学びの場で成果を出すために欠かせないのが「トレーニング」ですが、実はそれ以上に大切なのが コミュニケーション です。子どもと指導者、子どもと保護者の間に信頼関係があることで、安心して挑戦できる環境が生まれます。

今回は、最新の心理学や教育学の視点から「信頼を育てるコミュニケーション」について整理してみます。


1. コミュニケーションとは?📢

コミュニケーションとは「意味を理解し、共有するプロセス」(Pearson & Nelson, 2000)。
単に言葉を伝えるだけでなく、「相手の気持ちや考えを一緒に確かめていく」ことが本質です。


2. 信頼関係を築く4つのポイント🤝

研究(Hardcastle & Taylor, 2014)では、信頼やモチベーションを高めるコミュニケーションの要素として、次の4つが示されています。

  1. 共感力を持つ
     「わかるよ」「大変だったね」と、相手の気持ちを受け止める。

  2. ギャップをつくる
     現状と理想の違いを確認し、「どうすれば理想に近づけるか」を一緒に考える。

  3. 行動の継続を支える
     説明や押し付けではなく、「続けたい」と思える環境を整える。

  4. 自己効力感を育てる
     「できそう」「やれるかも」という気持ちを引き出すことで、挑戦する力を強める。


3. 効果的なコミュニケーションスキル🛠️

具体的にどんな声かけが効果的か、研究からヒントをまとめます。

  • オープンな質問をする
     「どうしたい?」「どんなふうに感じた?」と自由に話せる質問を投げる。

  • 感謝を伝える
     「やってくれてありがとう」と小さなことでも感謝を言葉にする。

  • リフレクティブリスニング(繰り返し返す聴き方)
     「こう思ってるんだね」と相手の言葉をそのまま返す。

  • 相手の言葉でまとめる
     専門用語ではなく、本人の表現を使って会話を整理する。


4. 継続につながる工夫🚀

運動や学習を「続ける」ためのコミュニケーションでは、次の点がポイントです。

  • どんな変化を望んでいるかを聞く
     例:「もっと体力をつけたい?」「リラックスしたい?」

  • 準備・重要性・自信について確認する
     例:「この練習を続けること、どのくらい大事だと思う?」「自信はどのくらいある?」

  • 選択を整理して見える化する
     「変える/変えない」それぞれの良い点・良くない点を一緒に考える。


まとめ🎯

  • コミュニケーションは「意味を理解し、共有するプロセス」

  • 信頼関係を築くには、共感・ギャップ・継続支援・自己効力感 が大切

  • オープンな質問や感謝の言葉が、子どものやる気を引き出す

  • 継続のためには「選択を整理し、自分で決める」プロセスをサポートする

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2025/09/19

🤸 Mobility ― 子どもの体をしなやかにする

🔄 Mobilityとは?

Mobility(モビリティ)とは「関節が適切な範囲で、スムーズに動ける能力」を指します。
単なる柔軟性(Flexibility)とは違い、筋力・神経制御・関節構造が組み合わさった“動ける柔らかさ”のことです。


🧩 Mobilityが不足すると?

  • 股関節が硬い → 腰椎や膝で代償 → 腰痛や膝のケガにつながる

  • 足首の背屈制限 → スクワットやジャンプのフォームが崩れる

  • 胸椎が回らない → 投球や打撃で肩・肘に過剰な負担

つまり「動くべき関節が動かない」と、他の関節が無理に動いてケガの原因になります。

📚 出典:Cook (2010). Movement: Functional Movement Systems


⚽ スポーツへの応用

  • 野球・テニス:胸椎と肩関節の可動域が投球やサーブの伸びに直結

  • サッカー:股関節・足首のモビリティがシュートや切り返し動作をスムーズに

  • 陸上短距離:足首の背屈可動域がスタートと加速局面を支える

  • バスケット・バレー:股関節や足首の可動性がジャンプや着地の安定性を高める


👪 保護者の方へ

「体が硬い=ケガが多い」子は少なくありません。
成長期にしっかりモビリティを確保することで、
✅ ケガを防ぐ
✅ 基本動作をスムーズにする
✅ スポーツの技術習得を早める
といった効果が期待できます。

柔らかさはストレッチだけでなく、動きを通じて“使える柔らかさ”を育てることが大切です。


✅ まとめ

  • Mobility=“動ける柔らかさ”

  • 不足するとケガやフォーム崩れにつながる

  • 競技パフォーマンスに直結

  • 成長期にしっかり整えることが重要

👉 PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、股関節・足首・胸椎など「動くべき関節」のモビリティを重点的に育成し、子どもたちが しなやかに、思い切り動ける体 をサポートしています。

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