西尾市の子供スポーツ体操トレーニングジム教室「PHYSICAL MONSTER」

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2025/11/06

💭 気づくことが変化の第一歩 ― Awarenessと固有受容感覚の教育

💡 「気づける子」は、伸びる子。

トレーニングや学習で本当に伸びる子は、
「言われたことをやる子」ではなく、
**自分で“気づける子”**です。

姿勢が崩れた、力みが出た、呼吸が浅い…。
そうした小さな変化に**自分の身体で気づける力(Awareness)**が、
成長と安全を大きく左右します。


👁️ Awarenessとは?

Awareness(アウェアネス)とは、
**「自分の身体の状態に気づく力」**のことです。
スポーツ科学では、身体の位置や動きを感じ取る
**固有受容感覚(Proprioception)**と深く関係しています。

この感覚を担うのが、
筋肉や関節、腱、皮膚などにある“センサー”=**固有受容器(Proprioceptors)**です。

代表的なものは👇

  • 筋紡錘(muscle spindle):筋肉がどのくらい伸びているかを感じる

  • ゴルジ腱器官(Golgi tendon organ):筋肉の張力を感じる

  • 関節受容器(joint receptor):関節の角度や位置を感じる

これらが脳へ情報を送り、
「今、身体がどこにあり、どう動いているか」を教えてくれます。
つまり、Awarenessの土台=固有受容感覚なのです。


⚙️ 「感じる力」が“動ける力”をつくる

固有受容器がしっかり働いていると、
身体は外部の刺激に対して素早く・正確に反応できます。
逆に、感覚が鈍くなると、
動作のズレやフォームの崩れに気づけず、ケガのリスクが高まります。

たとえば、足首の捻挫を繰り返す選手は、
筋力よりも「足の位置を感じ取るセンサーの反応」が鈍くなっている場合が多いです。
だからこそ、感覚を鍛える=ケガを防ぐ第一歩です。


🧠 固有受容器を刺激して“耐性感覚”を育てる

PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、
筋肉を鍛える前にまず「感じる力」を取り戻すことを大切にしています。

  • バランスボードや水入りバッグを使い、不安定な環境で姿勢を保つ

  • 目を閉じた状態で片脚立ちや体幹トレーニングを行う

  • 呼吸と姿勢の連動を意識して体内感覚を研ぎ澄ます

  • メディシンボールやジャンプ動作で全身の反射反応を鍛える

こうしたトレーニングによって、
固有受容器が活性化し、神経系が「揺れ・ズレ・衝撃」に強くなります。
これが、“耐性感覚(Tolerance)”を高めるということ。
つまり、多少の不安定や外力にも身体がしなやかに対応できる状態です。


🏋️‍♂️ 「気づける身体」が成長を加速させる

子どもたちは本来、遊びや動きの中で感覚を発達させています。
しかし、現代では動く機会が減り、
この“感じ取る力”が十分に育たないケースが増えています。

だからこそ、私たちはトレーニングを通して
身体感覚を呼び覚まし、「気づける身体」を取り戻す教育を行っています。

Awarenessを高めることで、

  • フォームを自分で直せる

  • 動きの違いを感じ取れる

  • ケガを未然に防げる
    そんな「考えて動けるアスリート」へと成長していきます。


🏁 まとめ

“感じて動く”ことが、すべての成長の出発点。

筋肉を鍛える前に、まずは“感覚”を育てる。
固有受容器を通して身体と対話し、気づき(Awareness)を重ねることで、
子どもたちはより安全に、より速く、より自由に動けるようになります。


🏫 PHYSICAL MONSTER ACADEMY

愛知県西尾市の子ども専門パフォーマンスセンター
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