💭 気づくことが変化の第一歩 ― Awarenessと固有受容感覚の教育
💡 「気づける子」は、伸びる子。
トレーニングや学習で本当に伸びる子は、
「言われたことをやる子」ではなく、
**自分で“気づける子”**です。
姿勢が崩れた、力みが出た、呼吸が浅い…。
そうした小さな変化に**自分の身体で気づける力(Awareness)**が、
成長と安全を大きく左右します。
👁️ Awarenessとは?
Awareness(アウェアネス)とは、
**「自分の身体の状態に気づく力」**のことです。
スポーツ科学では、身体の位置や動きを感じ取る
**固有受容感覚(Proprioception)**と深く関係しています。
この感覚を担うのが、
筋肉や関節、腱、皮膚などにある“センサー”=**固有受容器(Proprioceptors)**です。
代表的なものは👇
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筋紡錘(muscle spindle):筋肉がどのくらい伸びているかを感じる
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ゴルジ腱器官(Golgi tendon organ):筋肉の張力を感じる
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関節受容器(joint receptor):関節の角度や位置を感じる
これらが脳へ情報を送り、
「今、身体がどこにあり、どう動いているか」を教えてくれます。
つまり、Awarenessの土台=固有受容感覚なのです。
⚙️ 「感じる力」が“動ける力”をつくる
固有受容器がしっかり働いていると、
身体は外部の刺激に対して素早く・正確に反応できます。
逆に、感覚が鈍くなると、
動作のズレやフォームの崩れに気づけず、ケガのリスクが高まります。
たとえば、足首の捻挫を繰り返す選手は、
筋力よりも「足の位置を感じ取るセンサーの反応」が鈍くなっている場合が多いです。
だからこそ、感覚を鍛える=ケガを防ぐ第一歩です。
🧠 固有受容器を刺激して“耐性感覚”を育てる
PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、
筋肉を鍛える前にまず「感じる力」を取り戻すことを大切にしています。
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バランスボードや水入りバッグを使い、不安定な環境で姿勢を保つ
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目を閉じた状態で片脚立ちや体幹トレーニングを行う
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呼吸と姿勢の連動を意識して体内感覚を研ぎ澄ます
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メディシンボールやジャンプ動作で全身の反射反応を鍛える
こうしたトレーニングによって、
固有受容器が活性化し、神経系が「揺れ・ズレ・衝撃」に強くなります。
これが、“耐性感覚(Tolerance)”を高めるということ。
つまり、多少の不安定や外力にも身体がしなやかに対応できる状態です。
🏋️♂️ 「気づける身体」が成長を加速させる
子どもたちは本来、遊びや動きの中で感覚を発達させています。
しかし、現代では動く機会が減り、
この“感じ取る力”が十分に育たないケースが増えています。
だからこそ、私たちはトレーニングを通して
身体感覚を呼び覚まし、「気づける身体」を取り戻す教育を行っています。
Awarenessを高めることで、
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フォームを自分で直せる
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動きの違いを感じ取れる
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ケガを未然に防げる
そんな「考えて動けるアスリート」へと成長していきます。
🏁 まとめ
“感じて動く”ことが、すべての成長の出発点。
筋肉を鍛える前に、まずは“感覚”を育てる。
固有受容器を通して身体と対話し、気づき(Awareness)を重ねることで、
子どもたちはより安全に、より速く、より自由に動けるようになります。
🏫 PHYSICAL MONSTER ACADEMY
愛知県西尾市の子ども専門パフォーマンスセンター
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