西尾市の子供スポーツ体操トレーニングジム教室「PHYSICAL MONSTER」

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2026/01/28

はじめに|まず知っておきたい「KP」と「KR」🤔

スポーツやトレーニングの現場では、
指導者や保護者が子どもに対して
さまざまな「声かけ」を行います。

この声かけは、専門的には
フィードバックと呼ばれ、
大きく2つの種類に分けられます。


KPとKRとは?📝

KP(Knowledge of Performance)

KPとは、
「動きそのもの」へのフィードバックです。

例👇

  • 「膝が内側に入っているよ」
  • 「腕の振りが小さいね」

👉 体の使い方やフォームなど、
動作の中身に注目します。

このKPは、
意識が体の中に向きやすいため、
インターナルフォーカスになりやすい特徴があります。


KR(Knowledge of Result)

KRとは、
「結果」へのフィードバックです。

例👇

  • 「前より遠くに跳べたね」
  • 「タイムが縮んだよ」

👉 数値や達成度など、
起きた結果に注目します。

KRは、
意識が体の外に向きやすく、
エクスターナルフォーカスになりやすい特徴があります。


では、なぜ細かく教えるほど動きが悪くなるのか?

  • 「ちゃんと説明しているのに、動きが硬くなる」
  • 「前よりぎこちなくなった気がする」

これは、
KPが多くなりすぎることで
意識が体の中に向きすぎている可能性があります。

以下で、その理由を詳しく説明します。


  • 「ちゃんと説明しているのに、動きが硬くなる」
  • 「前よりぎこちなくなった気がする」
  • 「意識させた途端、うまくいかなくなった」

これは、指導現場でも保護者の方からも、
非常によく聞く悩みです。

実はこの現象、
「教え方が間違っている」わけでも
「子どものセンスがない」わけでもありません。

原因は、
“意識の向き”が変わってしまっていることにあります。


人の体は「考えすぎる」と動けなくなる🧠

人の動きの多くは、
実は無意識に自動処理されています。

  • 走る
  • 跳ぶ
  • 投げる

こうした動きは、
頭で一つ一つ考えて行っているわけではありません。

ところが、

  • 「膝をこうして」
  • 「腕はこの角度で」
  • 「体幹を固めて」

と細かく言われると、
意識が体の中に向きすぎてしまいます。

👉 これが、
動きがぎこちなくなる大きな原因です。


インターナルフォーカスとエクスターナルフォーカス

ここで重要になるのが、
**フォーカス(意識の向き)**という考え方です。

インターナルフォーカス(内向きの意識)

  • 体の部位
  • フォーム
  • 動かし方

例👇

  • 「膝を伸ばして」
  • 「腕をもっと振って」

👉 意識が体の中に向きます。


エクスターナルフォーカス(外向きの意識)

  • 結果
  • 目的
  • 環境

例👇

  • 「もっと遠くに跳ぼう」
  • 「あの線を越えるイメージで」
  • 「今の方が前に進んだね」

👉 意識が体の外に向きます。


なぜインターナルフォーカスは動きを悪くするのか

体は本来、

  • 力の出し方
  • タイミング
  • バランス調整

を、無意識でうまく処理しています。

しかし、
インターナルフォーカスが強くなると、

  • 無意識の動きを
  • 頭でコントロールしようとする

状態になります。

👉 その結果、
本来スムーズだった動きが制限されるのです。

これが、
「細かく教えるほど動きが悪くなる」正体です。


だから基本はKR(結果)でいい📊

ここで出てくるのが、
**KR(結果へのフィードバック)**です。

  • 「前より遠くに跳べたね」
  • 「今の方が速かったよ」

こうした声かけは、
自然とエクスターナルフォーカスを生みます。

👉 体は
「どうすればその結果になるか」を
自動的に学習します。

そのため、
基本はKR中心の方が、動きは良くなりやすいのです。


じゃあKP(動きの説明)はいらないの?

答えは、
**「使いどころを間違えなければ必要」**です。

KPが有効な場面

  • 新しい動きを初めて行うとき
  • 明らかに危険な動きの修正
  • 大きな勘違いが起きているとき

ただし重要なのは👇

👉 短く・一つだけ・一時的に

細かく言い続けることではありません。


子どもの指導で本当に大切なこと👦👧

子どもは、

  • 言葉で理解する力
  • 体を言語化する力

がまだ発達途中です。

そのため、

  • 細かい説明
  • 同時に複数の指示

は、
動きを止めてしまう原因になります。

👉 子どもほど、
エクスターナルフォーカスが重要なのです。


PHYSICAL MONSTER ACADEMYで大切にしている考え方

私たちは、

  • まず「やってみる」
  • 結果を感じる
  • 必要なときだけ最小限の修正

という流れを大切にしています。

「うまくさせる」よりも、
「自分で動きを学べる」状態をつくること

それが、
長期的な成長につながると考えています。


まとめ|教えすぎないことも、立派な指導🌱

  • 細かく教えるほど、動きは硬くなる
  • 意識が体の中に向くと、パフォーマンスは落ちやすい
  • 基本は結果(KR)で十分
  • 説明は必要なときに、最小限で

教えないのではなく、
**“教えすぎない”**こと。

それが、
子どもの可能性を最大限に引き出します。

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