西尾市の子供スポーツ体操トレーニングジム教室「PHYSICAL MONSTER」

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2025/09/26

🏃‍♂️ ESD(Energy System Development)― 持久力とエネルギー供給を鍛える

「体力=長く走れること」と思われがちですが、スポーツで本当に必要なのはそれだけではありません。
大切なのは 必要な瞬間に、必要なだけのエネルギーを生み出す力 です。


🔋 エネルギーシステムの3つの働き

人間の体は運動の強度や時間に応じて、次の3つのエネルギーシステムを切り替えながら動きます。

  1. ATP-PCr系(瞬発系)
     数秒のダッシュやジャンプなど「一瞬の爆発力」を支える。

  2. 解糖系(中間持久系)
     30秒〜2分程度の高強度動作を繰り返す場面で活躍。

  3. 有酸素系(持久系)
     長時間の運動や、全体を動き切る持続力・回復力を支える。

👉 スポーツではこれらが単独ではなく、組み合わせて機能する のが特徴です。


⚡ 子どものESDで大切なこと

成長期の子どもに必要なのは「ただ長く走れる持久力」ではなく、
爆発的な動きと、その回復を繰り返せる力 です。

  • サッカー → ダッシュとリカバリーを何度も繰り返す

  • バスケットボール → 速攻とディフェンスの連続

  • 野球 → 投球や打撃を試合を通じて繰り返す

  • 柔道・ラグビー → 接触と動きの持続

👉 つまり「瞬発力+持久力のバランス」を育てることがESDの本質です。


🏋️‍♂️ アカデミーでの実施方法

PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、マラソンのような長距離走は取り入れていません。
限られたスペースでも実施できる 短時間・多様な動き を通してエネルギーシステムを鍛えています。

  • 短いダッシュの繰り返し → ATP-PCr系を刺激

  • 方向転換やジャンプ動作 → 解糖系を活性化

  • 高強度インターバル(HIIT・タバタ式など) → 瞬発系と解糖系を刺激しつつ、有酸素系の土台も効率的に強化

👉 HIITやタバタは「有酸素系専用」ではなく、全エネルギーシステムを同時に刺激できる効率的な方法です。


⚽ スポーツへの応用

  • サッカー:90分戦い抜きつつ、最後までダッシュできる力

  • バスケ・バレー:連続ジャンプや速攻を繰り返す力

  • 野球:投球や打撃の瞬発力を最後まで維持する力

  • 柔道・ラグビー:接触プレーに耐え抜く力


👪 保護者の方へ

「体力をつける=長距離を走る」と考える方も多いですが、現代のスポーツで必要なのは 瞬発力と回復力を繰り返せる力 です。
短時間で効率よく鍛えるトレーニング(HIIT・タバタなど)を取り入れることで、成長期の子どもでも安全に「走れる・動ける・最後までやり切れる」体を育てられます。


✅ まとめ

  • ESD=エネルギー供給システムを鍛えるトレーニング

  • 子どもに必要なのは「長距離走の持久力」ではなく「瞬発力+回復力」

  • HIITやタバタは全エネルギーシステムを同時に刺激できる効率的な方法

  • サッカー・バスケ・野球・柔道など、全スポーツに直結

👉 PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、科学的に設計されたESDを通じて、子どもたちが最後まで全力でプレーできる体をサポートしています。

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