筋力が弱いのではなく“出力が抑えられている”― パフォーマンス低下の本当の原因
💡 「筋力が足りないから遅い」…本当にそれだけ?
「うちの子、筋力が足りないのかな?」
「もっとトレーニングすれば速く走れるのでは?」
多くの保護者の方がそう感じます。
確かに、筋力を高めることはスポーツの基盤として非常に大切です。
しかし、筋肉をどれだけ強くしても、出力(力の発揮)が抑制されている状態では
本来のパフォーマンスは発揮できません。
⚙️ 出力が抑えられるメカニズム ― “見えないブレーキ”の存在
人の身体は、ケガを防ぐために**神経系による安全装置(抑制機構)**を持っています。
姿勢の崩れ、関節の不安定さ、呼吸の乱れなどがあると、
脳は「このまま力を出すと危険」と判断し、筋出力を自動的に制限します。
たとえば👇
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骨盤や肩甲骨の位置がずれている
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呼吸が浅く、腹圧が保てない
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左右で動きの硬さに差がある
こうした“ズレ”や“偏り”があるだけで、身体はブレーキをかけ、
結果として「力を出しているつもりでも出せない」状態になります。
🧠 「鍛える」+「整える」=本当に強い身体
筋力を上げるトレーニング自体は非常に重要です。
ただし、その効果を最大化するためには、
まず出力を妨げている要因を整えることが欠かせません。
PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、
「鍛える」前に「使える状態に整える」ことを大切にしています。
その流れは次の通りです👇
1️⃣ 呼吸の再教育
腹圧を整え、体幹の安定性を取り戻す。
2️⃣ 可動性と安定性の改善
動くべき関節と支えるべき関節を明確にする。
3️⃣ 運動制御(モーターコントロール)
正しい筋の発火順序で動作を再学習する。
4️⃣ 筋力トレーニングへ発展
抑制が解除された状態で、筋力を効果的に高める。
この順序を踏むことで、筋トレの成果が“本当に使える力”へと変わります。
🚀 出力が整うと、パフォーマンスが劇的に変わる
出力の抑制が解除されると、筋肉同士の連動がスムーズになり、
「力の伝わり方」が格段に良くなります。
🏃♂️ スプリントでは地面を押す力が強くなり、
🏀 ジャンプでは跳び上がりのキレが出て、
⚾ 投球やシュートでは、力を効率的にボールに伝えられるようになります。
つまり、筋力を上げること+出力を引き出すことの両輪が、
本当の意味でのパフォーマンス向上を支えます。
🏫 PHYSICAL MONSTER ACADEMYが大切にしていること
愛知県西尾市のPHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、
「筋力を鍛えること」も「出力を整えること」も、どちらも大切にしています。
園児から大学生まで、それぞれの発達段階に合わせて、
呼吸・姿勢・動作・筋力のすべてを評価し、
科学的根拠に基づいたアプローチで指導します。
“強くする”だけでなく、“使える身体をつくる”。
それが、ケガを防ぎ、成長を最大化する近道です。
野球・サッカー・バスケ・バレーなど、
どんな競技の子どもたちにもフィットする“本物のフィジカル教育”を提供しています💪
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