なぜ成長期アスリートの身体づくりが大切なのか 🧠💪
― パフォーマンスを高めるための土台の話 ―
「フォームを直せば速くなる」
「技術が上がれば結果が出る」
そう思われることは多いですが、
実際のパフォーマンスはフォームだけで決まるものではありません。
特に成長期の子どもたちにとっては、
身体の土台づくりがパフォーマンスの土台になります。
パフォーマンスには段階があります 🧱
パフォーマンスは、次のような段階構造で成り立っています。
1️⃣ 体組成(筋肉量・体脂肪量)
2️⃣ 筋力・可動域・瞬発力
3️⃣ 身体操作・身体感覚
4️⃣ フォーム
5️⃣ 当日のコンディション調整
この中で最も下の土台になるのが、
どれだけ筋肉を持っているかという点です。
フォームは重要ですが、
筋肉量という土台がなければ、発揮できる力にも限界があります。
速い動きに必要なのは「出力」🚗💨
速いボール、速いスイングには
大きな出力が必要です。
同じ形の車でも、
5000ccのエンジンと660ccのエンジンでは
スピード性能が異なります。
人の身体も同じで、
筋肉量が違えば、同じ動きでも出せる力は変わります。
体重ではなく「除脂肪体重」で考える ⚖️
身体づくりを考える上で大切なのが
**除脂肪体重(LBM)**という考え方です。
除脂肪体重とは、
体重から体脂肪を除いた部分、
つまり筋肉・骨・内臓などの重さを指します。
体重が増えても、
体脂肪が増えているだけでは
パフォーマンス向上にはつながりません。
大切なのは、
👉 筋肉量がどれだけあるかです。
筋肥大は「重さ」だけで決まらない 🏋️♂️
筋肉を増やすうえで重要なのは、
扱う重さそのものではなく
総負荷量です。
総負荷量は、
負荷 × 回数 × セット数
で表されます。
資料では、
扱う重さが違っても、
総負荷量が同程度であれば、筋肉への合成量は同じ
ことが示されています。
つまり、
-
重たい重さで少ない回数
-
軽めの重さで回数多く
どちらが良い・悪いではなく、
👉 身体が受け取った刺激の総量が重要になります。
筋肉は「どこまで動かすか」で変わる 🔄
筋肥大には、
可動域も関係します。
スクワット動作を用いた比較では、
-
浅い可動域
-
深い可動域
を一定期間行った場合、
深い可動域の方が筋肉量の増加が大きい
ことが示されています。
重さだけでなく、
👉 どの範囲まで身体を使っているかも重要です。
筋トレ後の身体は48時間反応しています ⏳
筋トレ後、身体の中では
筋たんぱく質の合成反応が起こります。
この反応は、
トレーニング直後だけでなく
最大で48時間続くことがわかっています。
つまり、
トレーニング当日だけでなく、
その後の食事や過ごし方も身体づくりの一部です。
タンパク質摂取量の目安 🥩
筋肥大を目的とした場合、
1日のタンパク質摂取量の目安として、
👉 体重1kgあたり 約1.6g
が示されています。
これは、
一部の食事だけで頑張るという考え方ではなく、
👉 1日を通して必要量を満たすことが前提です。
タンパク質だけでは筋肉は作れません 🍚+🥩
筋肉づくりには、
**糖質(炭水化物)**も欠かせません。
糖質は、
-
筋グリコーゲンとして筋肉に貯蔵される
-
トレーニング時のエネルギー源になる
だけでなく、
筋肉の分解を抑える役割も担っています。
糖質が不足すると起こること ⚠️
トレーニング後や空腹状態が続くと、
-
グリコーゲンが減少
-
エネルギーを確保するため
-
筋肉が分解される
という反応が起こります。
これは、
筋肉を増やしたい時には
避けたい状態です。
トレーニング後は「糖質+タンパク質」🍙🥛
トレーニング後に、
-
糖質
-
タンパク質
を一緒に摂取することで、
-
筋グリコーゲンの回復
-
インスリン分泌
-
筋たんぱく質合成の促進
-
筋分解の抑制
が同時に起こります。
まとめ|結果は「日々の条件」で決まる 📘
パフォーマンスは、
-
フォーム
-
技術
-
センス
だけで決まるものではありません。
体組成(筋肉量・体脂肪量)を向上させ土台を大きくしていきましょう。
PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、
これらの事実に基づき、
成長期アスリートの身体づくりを
段階的にサポートしています 💪✨

