西尾市の子供スポーツ体操トレーニングジム教室「PHYSICAL MONSTER」

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2026/01/17

声かけひとつで動きは変わる ― フィジカルモンスターアカデミーの「キューイング」の考え方 ―

トレーニング中、
私たちは子どもたちにたくさん声をかけます。

でも実は、
**「何を言うか」よりも「どこに注意を向けさせるか」**が
動きの質を大きく左右します。

これを
キューイング(Cueing)
と呼びます。


キューイングには種類があります 🎯

キューイングは大きく分けて、
2つの考え方があります。


① 内側に意識を向ける声かけ(Internal focus)🧠

これは、

  • 「太ももを使おう」

  • 「お腹に力を入れて」

  • 「お尻を締めて」

といったように、
体の中・筋肉・関節に注意を向ける声かけです。

この方法は、

✔ 動きを覚え始めたばかり
✔ リハビリや基礎づくり
✔ 特定の筋肉を意識させたい場面

で効果的です。


② 外側に意識を向ける声かけ(External focus)🌍

一方で、

  • 「床を強く押そう」

  • 「前に飛び出すイメージ」

  • 「ボールを遠くに投げよう」

といったように、
動きの結果や環境に注意を向ける声かけもあります。

この方法は、

✔ 複雑な動き
✔ 高いスピード
✔ パフォーマンス発揮

にとても向いています。


フィジカルモンスターアカデミーの使い分け 🏋️‍♂️

アカデミーでは、
どちらか一方だけを使うことはありません。

成長段階や目的によって使い分けています。

例えば…

🔹 動きを覚える段階
→ 内側のキュー(体の使い方)

🔹 動きがつながってきた段階
→ 外側のキュー(結果・イメージ)

🔹 試合や実戦に近い場面
→ 外側・環境へのキューが中心

この切り替えがとても重要です。


注意を「どこに向けるか」が成長を左右する 👀

選手の注意は、

  • 体の中

  • 技術そのもの

  • 周囲の環境

  • イメージや比喩

など、さまざまな方向に向けることができます。

特に子どもには、

✔ 細かく説明しすぎない
✔ イメージで伝える
✔ 自然に動きを引き出す

ことが、
結果的に良い動きにつながる場面が多くあります。


「教えすぎない」ことも大切な指導 📘

動きは、

言葉で理解する

体で試す

自然に身につく

という流れで定着していきます。

そのためアカデミーでは、

  • 明示的に教える場面

  • あえて細かく言わない場面

を意図的に使い分けています。

これは
考えながら動ける選手を育てるためです。


まとめ(保護者の方へ)📌

フィジカルモンスターアカデミーでは、

✔ 声かけもトレーニングの一部
✔ 注意の向け方を成長段階で変える
✔ 試合につながる「外向きの意識」を重視

しています。

「どう動かすか」だけでなく、
**「どう伝えるか」**まで考えることで、
子どもたちの動きは大きく変わります。

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2026/01/07

ウォーミングアップで大切な「ストレッチ」の考え方 🤸‍♂️

ウォーミングアップと聞くと、
「とりあえずストレッチをするもの」
というイメージを持たれている方も多いかもしれません。

ですが実際には、
ストレッチのやり方次第で、パフォーマンスにプラスにもマイナスにもなる
ことがわかっています。


パフォーマンス前に注意したいストレッチ ⚠️

長時間じっと伸ばす静的ストレッチは、

  • パワーの発揮

  • 走る速さ

  • 反応の速さ

といった、試合や練習で必要な能力を一時的に下げてしまうことがあります。

特に、
60秒以上同じ姿勢で行う静的ストレッチは、
動き出す直前のウォーミングアップには向いていません。


試合・練習前におすすめなのは「動的ストレッチ」🏃‍♀️

パフォーマンス前には、
**体を動かしながら行うストレッチ(動的ストレッチ)**が適しています。

動的ストレッチには、

  • 筋肉の温度を上げやすい

  • 神経の働きを高めやすい

といった特徴があります。

その結果、
走る・跳ぶといった動きがスムーズに出やすくなる
ことが確認されています。


柔軟性は「柔らかければいい」わけではありません 🧠

柔軟性というと、
「どれだけ大きく動かせるか」
だけに注目されがちです。

しかし実際に大切なのは、
競技で使う動きの中で、必要な範囲をコントロールできること

これを
特異的可動域
と呼びます。

ただ柔らかいだけでは、
速く動く・強く踏み込むといった競技動作にはつながりません。


ストレッチより「特異的なアップ」が動きを引き出す 🔥

ウォーミングアップでは、

  • 競技に近い動き

  • 実際に使うスピードやリズム

を含んだ特異的なアップを行うことで、
本番でのパフォーマンスを発揮しやすくなることがわかっています。

さらに、
ジャンプなどの強度の高い動きを段階的に取り入れることで、
筋力・スピードを**「出力できる状態」へ準備する**ことも可能になります。


まとめ(保護者の方へ)📌

ウォーミングアップは、

「とりあえずストレッチする時間」
ではなく
動ける体を作るための準備時間です。

✔ 試合前は長時間の静的ストレッチを避ける
✔ 動きながら体を温める
✔ 競技につながる動きやジャンプなどで出力準備を行う

この積み重ねが、
お子さんの**「本番での動き」**を大きく変えていきます。

PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、
こうした考え方をもとに、
年齢・競技・発育段階に合わせたウォーミングアップを指導しています。

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2026/01/03

なぜ試合で力を発揮できないのか?

成長期アスリートに必要な「ピーキング」と「テーパリング」の考え方 ⚾📈

「練習はしっかりやっているのに、
なぜ大事な試合で思うように動けないのか?」

これは、多くの保護者の方が感じる疑問です。
その原因の一つは、**トレーニングの内容ではなく「時期の考え方」**にあります。


ピーキングとは何か 🎯

ピーキングとは、

👉 重要な大会・試合に向けてトレーニング計画を組み立て、
最高のコンディションでパフォーマンスを発揮できる状態を作っていくこと

を指します。

常に全力で練習を続けてしまうと、
本番でピークを迎えることはできません。


ピリオダイゼーションという考え方 📅

ピーキングを成立させるために必要なのが、
**ピリオダイゼーション(期分け)**です。

1年の中で最も重要な試合に向けて、
トレーニング内容を段階的に変化させていく考え方です。


高校野球を例にした年間の流れ ⚾

年間のトレーニングは、
大きく次の流れで考えられます。

準備期(11月〜2月)🧱

  • 目的:基礎体力の構築

  • 筋肥大・持久力が中心

  • 低強度・多量がポイント

  • 身体の土台を作る期間

この時期は、
ピーキングのための最も重要な土台づくりの期間です。


第一移行期(3月〜5月)🔄

  • 目的:専門的体力の獲得

  • 高強度・少量へ移行

  • パワートレーニングやプライオメトリクス

  • 競技動作につながる力を高める

基礎体力を、
実際のプレーにつながる力へ変換する段階です。


試合期(ピーキング期)🏆

  • 強度を高い状態で維持

  • トレーニング量は大きく減らす

  • パワー・スピードを最優先

この時期に行うのは、
新しく力をつけることではなく、
すでに作った力を最大限発揮できる状態に整えることです。


トレーニング量と強度のバランス ⚖️

トレーニングは、

  • 強度

この2つのバランスで成り立っています。

ピークに向かうにつれて、

  • 量は徐々に減らす

  • 強度は高い状態を保つ

この「量を減らす調整」を
テーパリングと呼びます。


テーパリングとは「休むこと」ではない ⏳

テーパリングは、
単に練習を休むことではありません。

  • トレーニング量を減らし

  • 強度を保ったまま

  • コンディションを整えていく

この調整によって、
身体は試合に向けて最適な状態へ近づいていきます。


よくあるテーパリングの失敗 ⚠️

テーパリングがうまくいかない原因には、
次のようなものがあります。

❌ 身体の土台が十分に作れていない
❌ 試合直前まで追い込みすぎてしまう
❌ 栄養への意識が低い

テーパリングは、
準備期・移行期の積み重ねがあってこそ成立します。


フィットネスと疲労の関係 🧠

パフォーマンスは、

👉 フィットネス(筋力・筋肥大・持久力)と
疲労の合計

として表されます。

試合前に必要なのは、
疲労を抜くだけではなく、
高いフィットネスを保ったまま整えることです。


まとめ|ピークは偶然ではなく「準備」で決まる 🌱

試合で力を発揮できるかどうかは、
当日の気合や調子だけで決まるものではありません。

  • 準備期で土台を作り

  • 移行期で競技力へ変換し

  • 試合期で整える

この順番を守ることが、
ピーキング成功の条件です。

PHYSICAL MONSTER ACADEMYでは、
成長期アスリートの年間を見据えた
計画的な身体づくりをサポートしています 💪✨

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